対魔忍RPG そのだまさき担当キャラ雑感 ローンチ登場SRキャラ

対魔忍RPGX - オンラインゲーム - DMM GAMES R18

 2018年9月25日。

対魔忍アサギ~決戦アリーナ」に続く、新たな対魔忍オンラインゲームが始まった。

その名も 「対魔忍RPG」、「対魔忍RPGX」。

アサギやさくら、ゆきかぜといったお馴染みの感度3000倍連中がプチキャラになり、5人一組のチームを組んでRPGスタイルでバトルをするという代物だ。

キャッチコピーは「今日から俺が対魔忍だ!」

なんだかユーザーが突っ込まれてえらい目にあいそうな気がするが心配無用。

アヘ顔を晒すのはヒロインたちだ。

 

RPGとPRGX、末尾のXはエロシーンのありなしで、前者は一般バージョン、後者は18禁バージョンということになっている。

といっても、エロが見られるか見られないかを分けているだけで、同じアカウントであればセーブデータは両方で共通のようだ。なので、ぼうけんのしょ1、2のように二つにプレイすることはできない。

あえてエロなし対魔忍をやりたいという人がそれほどいるとも思えないが、まだエロが駄目な年齢の人はPRGでプレイしておいて、OKな年齢になったら晴れてPRGXに行き、セーブデータは共通しているので、いつのまにか解放されていたエロシーンを見まくるなんてことができる。

あるいは、外でプレイするときはエロなしRPGするという手もある。

こうしておけば、万が一にも往来のど真ん中でスマホが「メス豚オマンコいぐう!」といったヤバすぎる音を発する心配もなくなる。

 

決戦アリーナの担当キャラについて色々と書いている途中だが、せっかく新しい対魔忍が始まったので、そっちのことについても少しだけ思い返してみる。こういうのは早いほうがいい。まあ宣伝だ。

決戦アリーナほどではないが、キャラ30人くらい、テキストにして700KBくらいと、そこそこのエロシーンを執筆している。

書いた時期は2016年の末頃。

けっこう昔だ。こういうことには時間がかかる。

当時、何人くらいのシナリオ担当がいたのかは分からないが、おそらくは最初期の執筆であったはずだ。なにせPRGのサンプルシナリオがなかった。

手持ちの資料は企画書、設定書、ふうま小太郎をはじめとする新規キャラのキャラデザ、あとはチャプター3くらいまでのプロット。

あとは決戦アリーナから引き続き登場するキャラの設定と、サンプルとして決戦アリーナのエロシナリオ、そしてPRGで書くべきエロシーンのプロット、以上だ。

エロシナリオ書きの資料はたいていそのくらいだが、正直十分とはいえない。

特に主人公。

決戦アリーナと同じ「ふうま」だから、その流れでやれるかと思ったが、どうやらまるきり別人のようだ。

あっちは己の野望実現を目指す悪の頭領、戦闘能力はそこそこだが、相手の能力を奪うというチート能力をもっていて、女だろうが卑怯な手を平気で使い、容赦なく犯してしまう、くされ外道ふうま。

こっちは対魔忍見習いの学生、頭領のくせに何の能力も覚醒しておらず、一族からは軽蔑されていて、戦闘も得意ではなく、ちょっと頭が切れるのだけがとりえという、落ちこぼれふうまだ。

これだけ違うと、ふうま君の行動やセリフはもちろん、文体からしてかなり違ってくるような気がする。

担当するキャラの資料はあったものの、よく見れば設定がゲームや決戦アリーナと微妙に異なっていたりして油断ができない。

決戦アリーナでのエロシナリオも、主人公との関係やシチュエーションがまったく違っている。下手に引っ張られるとまずい類いのものだ。

だいたい憎い敵にレイプされるのと、同級生や仲間とのイチャイチャエロとでは普段の喋り方から、セックスでの反応までまるきり違う。

どうせ最後は感じて絶頂するにしても、あっちで「イグゥ」となっているからといって、こっちでも濁点がつくかは分からない。そのへんの書き分けがキャラらしさなのに困ってしまった。

 さて、どうしようかと迷ったが、幸いにして締め切りが結構キツかったので、手持ちの資料でなんとかイメージを掴んで、資料にない部分はアドリブで勝手に決めて、えいやっと思い切って書くことにした。

そうやってできたシナリオが、もしかしたら他のライターのサンプルになるのかと思うとちょっと怖かったが。

 

以下の四人は、そんな勢いで書いたキャラのうち、ローンチからすでに登場していてエロシーンが二つある、いわゆるガチャで当たりのSRキャラだ。

私は運が悪く、そうそうガチャも回せないので今のところ誰もゲットしていないが、おそらくは担当したもののはずだ。

なお、決戦アリーナのときと同じく、各キャラのデータは有志によるサイト「対魔忍RPG攻略 Wiki」を参照させてもらった。

 

 

沙耶NEO

決戦アリーナで一番のお気に入りキャラだ。

そっちでは最初に出た「沙耶NEO」、次に出た「【夏祭り暴走中】沙耶NEO 」 と二つとも担当している。そのへんについては「決戦アリーナ雑感その1」でも書いた。

なので、キャラは問題なく把握していたが、プロットの始まりはこうだった。 

はしゃぐ沙耶の後ろに回るとぷしっとある薬をうちこむ。即行性であるそれは、すぐに沙耶の意識を奪い、身体が倒れこむ

後は拘束してのエロシーン。

急ぎすぎだ。

ふうま君と沙耶がどういう関係なのか、なにをはしゃいでいるのかさっぱり分からない。まあ、よくある話だが。

別の作品でだが、夜這いの前にお姉さんキャラが助言に来るのだが、その内容は不明とか、ヒロインと喧嘩した主人公がやけくそで娼館に行くのだが、喧嘩の理由は不明といったことがあった。もちろん全体の話に合うように適当に考えた。

ともかく、二人ではしゃぐような仲であること、続くプロットによれば薬を盛られてギャンギャン喚きつつも流されるように感じているので、それほど悪くはない関係だとは思われた。

そこで、場所が研究室と決まっていたので、

「ここがふうまの研究室? きゃはは、イカくさーい♪」

「日がな一日、部屋にこもって研究してるネクラ男の匂いがプンプンしてる。イヤーな感じ♪」

と、沙耶がかつて米連に囚われていて、そこの連中を皆殺しにして脱走してきたという過去にからめてはしゃがせ、それだけでは少し足りない気がしたので、気を許している主人公に背中の触手を見せてと言われ、そうしたらいきなり抱きしめられて、

「わっっ! いきなり後ろから抱きしめるなんて、ふうま大胆! なに告白? 沙耶に告白とか??」 

ともう一段はしゃがせて、そこで薬を打ち込む流れにした。ふうま君ひどいな。 

目が覚めて縛られていることに気づいてからも、

「沙耶に告白するつもりじゃなかったの!? 沙耶ちょっとだけドキドキしちゃったのに、もうどうしてくれんの!」

てな感じで怒ってはいるが、本気ではない程度のリアクションで、ちょっと気になる男にラブラブレイプされてプンスカ、でもお口にも、オマンコにも、お尻にも入れられて、気持ちよくなっちゃった―――というエロシーンになった。

導入をどうするかでちょっと悩んだが、書き始めてしまえば好きなキャラなのでセリフがスラスラ出てきて楽しくやることができた。

 

 

水城不知火

対魔忍ユキカゼ」、「対魔忍ユキカゼ2」のヒロイン、水城ゆきかぜのエロいお母さん。

ド貧乳の娘と違って、こちらは超爆乳。遺伝とかどうなってんだって感じの人気キャラで、決戦アリーナでは何回も登場している。

私も「【幻影の対魔忍】水城 不知火」を担当していて、そちらでは不知火が淫魔王に堕とされたときの記憶を見せてもらうシーンとなっている。

一方、こっちでは誰からか送られてきた「S豚ママの調教日記」というビデオを見るという内容で、どういうわけか二つとも主人公が直に犯さない。

こっちの相手は淫魔王ではなく、「対魔忍ユキカゼ1」に出てきた娼館の主人リーアルでこれも前に書いて知っているキャラだ。

不知火がリーアルに調教されているシーンを普通に描写しながら、それをビデオで見ているふうま君の感想などを入れていけばいいので、書くのは比較的楽だった。

そういった余裕があったせいか、少し遊びを入れてみた。

ゲームでは、不知火は敵に捕まって何年も調教を受けたが堕ちることなく、ついに淫魔王に責められて屈してしまったということになっているので、その理由を勝手に考えている。

リーアル「貴様のことは調べさせてもらったぞ。絶頂を自在に逸らすことができるそうだな」

不知火「んっ!? んんっ、ふぐううううっっ!!」
  不知火が『なぜそれを!?』と言いたげな呻き声を発した。
ふうま君「……き、聞いたことがある」
  常に魔族に犯される危険がある対魔忍の秘術中の秘術“淫気流水”。

  またの名を“絶頂逸らし”。
  水が絶えず流れゆくように、快楽を肉体にとどめず、

  たとえ絶頂させられても、それを自在に流して己を保つ。
  絶頂を防ぐのでも、耐えるのでもなく、ただ流す。
  戦国時代の対魔忍、あの武田信玄にも仕えた望月千代女は

  千日間絶頂させられても堕ちず、

  ついに射精した淫鬼を倒したという。

 こうして、何回イッても平気だった秘密をリーアルに知られた不知火はついに堕ちてしまうという展開だ。

今考えると、妊娠アクメを防ぐ感じで「魂導無(こんどうむ)」とかいう当て字にすれば良かったと思う。

現物を見ていないので、こんな馬鹿馬鹿しいくだりはまるきりカットされているかもしれないが、無事に残っていたらちょっと嬉しい。

それがなくても、現時点で全体回復のスキルを使えるキャラなのでぜひ欲しいところだ。

 

 

リリム

決戦アリーナでは、リリムミナサキはコンビでしょっちゅう出没している。

二人ともゲームには出ておらず、決戦アリーナで初めて登場したキャラだ。

最初はカードの性能も大したことがなかったので、同じような他の大勢のようにすぐ埋もれてしまうと思っていたのだが、あちらこちらで主人公に迷惑をかけまくるトラブルメーカーコンビというキャラが立って、すっかりレギュラー化してしまった。

実際、勝手に揉め事を持ってきてくれて話を転がしやすいので、使いやすそうなキャラではある。アリーナではどちらも書いたことがないのだが。

ということで、初のリリム担当となった。

 こういうとき、まずやるのは既存のシナリオのチェックだ。

人によってやり方は違うだろうが、私の場合はセリフを全て抽出したファイルを作って、それを横に見ながら言い回しや語尾などを逐一チェックしつつ書いていくことが多い。

ごく簡単な喘ぎ声でも、「あああっ」と「アアアッ」とでは見た目のニュアンスが違ってくるし*1、他では「おちんちん」としか言わなかった子がそこだけ「チンボ」と濁点付きになったり、「オマンコ」をやめて「淫乱メス穴」と叫んだりするのはちょっとおかしい。

ゲームのヘルプの場合は、1セリフあたりの文字数とか、男女のセリフとモノローグの比率なんかをサンプルと合わせるようにして、なるべくメインライターとは別の人がやったように見えないようにしている。

面倒くさいが、個人的には嫌いな作業ではない。

今回は決戦アリーナとRPGとで違うのでそこまで気をつかう必要もなく、リリムのキャラを合わせるだけだ。

手元にあったのは決戦アリーナで登場した順にリリム【夢の小悪魔】リリム【ハッピーツイン】リリムのシナリオだった。

いつものようにセリフを抽出したが、なんだか最初のリリムだけ微妙にキャラが違う。

よく見るとイラストもちょっと違う。特に目。バカっぽさがない。

まだトラブルメーカーというキャラができあがっていないころなのだ。

だから、最初のリリムはあえて無視することにした。

そうやって書いたエロシーンは、リリムがふうま君に淫魔の催眠をかけて生気を奪おうとしたのだが全く術が効かず、自分を犯させる淫夢を見させていると調子に乗っているつもりが、実は本当に犯されていてあらびっくりというポンコツ淫魔に相応しいもので、初めてにしてはサクサクとセリフが出てきてくれた。

やはりキャラが立っているからだろう。

 

 

ナーサラ

この子もPRGで初担当となるキャラだ。

SASAYUKi氏のキャラデザはかなり好みだが、決戦アリーナでも一回しか出ていないのに、なぜRPGのローンチで、それもエロシーン二つのSRキャラとして登場したのか謎だ。

魔界に現れた突然変異の知的生命体、新しい知識や経験を溜め込むのがその存在意義で、生物的な感情はなく、女の形をしているのもその方が都合がいいから、ぶつぶつと単語だけを繋げるように話すという、綾波系というか長門系というか、よくあるタイプの無口キャラだ。

決戦アリーナでは、お館様はナーサラに殺されたくない一心でビビりながらセックスの知識を実践で教えてやり、形だけの女でしかなかったナーサラが次第にその快感に嵌まっていくという展開だった。

こっちでは、ふうま君からいきなりナーサラの胸を揉み始め、ナーサラもその快感というよりは、ふうま君の行動に興味を持って続きを促したりと、二人の関係もエロシーンの意味合いも結構違っている。

それでも、こういう人間じゃないキャラ、性的なことに初心以前の本当に何も知らないキャラのセオリーというものはあって、その無知さを強調することが多い。

なぜか心拍数が上がっていく自分に戸惑ったり、乳首が硬くなっていくことに驚いたり、絶頂が近づいてきてまともに思考ができなくなることに本気で怯えたりとかだ。

 

もう10年も前に、「戦乙女ヴァルキリー2「主よ……淫らな私をお許し下さい……」で、新しいヴァルキリーのアリーヤの処女を奪うシーンを書いたが、主人公のデュークが前戯でクンニをしたくだりで、こんなやりとりをさせている。

アリーヤ「き、貴様ッ……わた、私に、な、何をしたっ! この私に…邪悪な魔術をかけただろう! か、形も色も……変わって……お、おぞましい」

デューク「はははははっっ、最強の戦乙女とはよく言ったものだな。本当に戦以外、何一つ知らないらしい。自分の身体のことすらな」
アリーヤ「な、何を……言っている……き、貴様が魔術で私のそこを、そんな風におぞましい形に……ううぅ……」

デューク「魔術など使っていない。お前のオマンコはごく自然に形を変えたのだ。男を受け入れるために、女としてごく自然にな」
アリーヤ「ま、まさか……だが、魔力は感じなかった……でも……そんな、私の身体が……そ、そんなことが……嘘……だ」

dlsoft.dmm.co.jp

アリーヤは戦乙女でも一番の堅物で、性的な知識は皆無なので、デュークに弄られて充血してしまった自分のオマンコを見て、なにか邪悪な魔術をかけられたと憤り、それを否定されて怯えるというわけだ。

 

このナーサラもそんな風に無知さを強調して書いていったが、ひたすら知識を探求する謎の知的生命体という設定なので、そのあたりを工夫してみた。

勃起した自分の乳首を見て、

ナーサラ「乳首膨張……250%」

と、やけに厳密に観測したり、

ふうま君にパイズリをするために胸を寄せるように求められ、

小太郎「これが胸マンコだ。覚えておけ」
ナーサラ「矛盾……乳房、授乳器官……生殖器ではない……」
小太郎「それがいいのだ」
ナーサラ「理解……困難ッ……続き、要求ッ」

小太郎「そしてこれを挟み込む」

ナーサラ「生殖器。なぜ?」
小太郎「いいから」

ナーサラ「熱い……生殖器……みゃ、脈動……ビクビク……」

といったやりとりは、やらせているふうま君も含めちょっとおかしいので気に入っている。

また、先のアリーヤにならって、興奮してオマンコが変化したくだりはこんな風に書いている。

小太郎「自分で広げてみろ」
ナーサラ「広げる? なにを?」
小太郎「もちろんオマンコだ。こう左右の穴に縁に指をあてがってクパアっとな」
ナーサラ「穴の縁、指、あてがって、クパア、承知」
小太郎「おおっと優しくな。今のお前の身体はお前が思っている以上に敏感になっているぞ」
ナーサラ「理解、してる……肉体、不規則状態……興味、増大……クパア」

新しく覚えた「クパア」という言葉を淡々と繰り返すあたりで、無知キャラの繋がりか、「ちぃ、おぼえた」という、えらく懐かしいセリフを思い出してしまった。

 

以上、ローンチ時に登場したSRキャラのうち、私が担当した四人だ。

まだ持っていないので実際の中身を確認していないため、所々で違っているかもしれないが、そのへんは初稿を書いたライターの与太話ということで勘弁して欲しい。

 

最後に現時点での私の部隊を紹介しておく。

信頼度を上げ、なんとか全員をエロい姿にすることができたが、この中ではさくらしか書いていない。

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ということで、対魔忍RPGをよろしく。

エロシーンも楽しんで欲しいので、できればXの方で。

 

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*1:カタカナのほうがH度が高い気がする