対魔忍アサギ~決戦アリーナ~ そのだまさき担当キャラ雑感 その1
「全てのヒロインをメス豚に堕とせ!」
この実に分かりやすいキャッチフレーズは、アダルトゲームブランド「LILITH|リリス」の看板キャラ、感度3000倍で有名な対魔忍アサギを題材にしたDMMのソーシャルゲームだ。こんなサイトを見る方はとうに知っているだろうが。
サービス開始は2014年の7月1日。それから丸四年を迎え、登場キャラは膨大なものになっている。
「すべてのヒロイン」の看板通り、雑魚兵士やオークなどのレアリティNカードを除く、レアリティRカード以上のすべてのキャラにエロシーンがある。レアリティSR以上のカードはエロシーン二つだ。
改めて数え直してみたが、現在エロありカードの数は600を越え、エロシーンのトータルは1000を越えていた。多すぎだ。
その世界観も広がっていき、「対魔忍アサギ 」、「対魔忍アサギ2」、「対魔忍アサギ3」 「対魔忍ムラサキ」、 「対魔忍ユキカゼ 」、 「対魔忍ユキカゼ2」、「対魔忍紅」、そして最新作の「対魔忍アサギZERO」といった対魔忍シリーズだけに限らず、 「鋼鉄の魔女アンネローゼ」、「監獄戦艦」、 「陰陽騎士トワコ」、 「Tentacle and Witches」 などなど、LiLiTHの他作品からのキャラを取り込んで、スーパーLiLiTH大戦の様相を呈してきている。
私は企画開始当初から制作に関わってきたが、実はそれもサービス開始から2年ほどまでで、最近はとんと御無沙汰である。
それでも60人ほどのカードを担当し、エロシナリオだけでもLiLiTHのゲーム一本分ほどの量を執筆したので、8年も放っておいたサイトをはてなダイアリーからはてなブログに移した記念に、あれやこれや当時のことを思い出してみる。
個々のカードデータについては、オフィシャルではないのだが「対魔忍アサギ~決戦アリーナ~ Wiki」を参照させてもらった。
正直、担当キャラ以外は把握しきれないので、こういうまとめは大変にありがたい。
その1は、サービス開始前に担当したキャラだ。
多少、違っていると思うが、おおむね執筆した順になっているはずだ。
アリーナ用の新規キャラとして一番初めに考えたものだ。
作画も対魔忍シリーズの看板であるカガミ氏であるため、個人的には特に印象深い。
透過能力を持ったこのキャラのモチーフは「R.O.D -READ OR DIE-」のナンシー・幕張で、建物をすり抜けていくときに、スーッと透過するのではなく、肉に建物にグリグリ引っかかっている感じが妙にエロかったからだ。
最初のキャラということもあり、しっかりした過去がないと書きにくいので、こんな感じ*1に決めた。エロシーンにはろくに反映されていないが。
スーツは同時期に考えた【闇水影心】井河さくらと技術的な繋がりがあるようにデザインしてもらった。
一人目だけに思い入れのあるキャラなのだが、結構面倒な通常クエストをチャプター10までクリアしないと手に入らず、そのわりにカードとしては使えないので、わざわざ取っていないプレイヤーも多いだろうし、もし取ったとしてもエロシーンを解放したらすぐに捨てられてしまうのが寂しい。
特にモチーフはない。異能でもっともありがちな炎使い。ファナティック・フレイムの二つ名の通り殺人狂。それだけだとつまらないので二重人格にした。
淫乱なミリアを捕まえて犯しているうちに、正体不明の協力者だったマリアがもう一つの人格として浮き上がってきて、隠された良心と思いつつ、そいつも実は淫乱でと、まだ手探りの状態のキャラ作成だったので、個人的な趣味がもろに出ている。
「いつから◯◯だと錯覚していた?」な展開。
背中に羽の映えた天使のような姿をしているが、実は人を騙す悪魔。というか名前でバレバレだ。
都合のいい夢を見させるスキルのドリームペインターは「Wizardry IV: The Return of Werdna」の同名のモンスターが由来。
「え? ウソ? 夢じゃなくて、本当に犯されてる? 痛い! でも気持ちイイ!」という即堕ち2コマのような展開は馬鹿馬鹿しくて好きだ。
「鋼鉄の魔女アンネローゼ」に出てきたアイシュワリヤ・レイの姉という設定。
全くの新規キャラだと馴染みがないだろうから、少しでも作品世界との繋がりを持たせようとしていた。
同じように、関連キャラを二人ほど書いたのだが、今に至るも登場していない。さすがにもう出ないだろう。その一人はサービス開始直前にお気に入りキャラとツイートしているのが泣ける。
ところでこのカード絵、いきなり風呂に入っているので、イベントシーンの立ち絵として流用しにくい。もっともそういう風に使い回すことなどこの時点では知らなかったわけだが。
ゲームで既に出ているイングリッドの遠縁だったり、この時点でアリーナ用としてキャラができていた、別に担当でもないキルケ キルケと因縁があることにしたりと、細々と繋がりを持たせていた。
あまり書いたことのないキャラだったので期待していたのだが、実際に登場したのはサービス開始から二年ほどもたってから。
そのころにはもうボツになったと思っていたので、民安ともえさんが演じる引きこもり魔族のボソボソ喋りが聞けて嬉しかった。
特に調教後ボイスの「じ、実況しない? ほ、本番実況」という変に上ずってしまった感じの声が実にいい。
最初期に考えた既存キャラで、かつエロシーン2つとなるSR以上のカードだ。
アリーナではゲームとちょっと違うことをやりたかったので、デザインから一捻りしている。続く【闇水影心】井河さくらや、【屍鬼羅刹】八津紫も同じだ。
覚醒を始めたアサギに対抗するため、魔界の邪龍グルニエを召喚し、己の力に変えているという設定にして、素っ裸に黒龍が張り付いているようなエロい姿になっている。
まあ要するに邪王炎殺黒龍波だ。眠くなるかわりにエロくなる。
CIRCUSの「エターナルファンタジー」でリューリカというキャラでも担当したが、全身に異能のタトゥーというのは結構好みだ。「ソード・ワールドRPGアドベンチャー」のレイハとか。
といって分かる人がどれだけいるか。
次の【屍鬼羅刹】八津紫と物語的に対になるキャラだ。
さくらは対魔忍シリーズのメインヒロインの一人なので、エロシーンを二つ使うことができた。
やはりゲームとは少し変えたかったので、普段のおちゃらけた感じとは違って、シリアスになるようにデザインした。能力が暴走して化物になってしまった紫を助けるために、心ならずも米連に協力しているという設定だ。
そんな紫のために頑張っているのなら、その記憶を消してしまうのが一番残酷だろうと、このさくらのスキルを人の心の影、すなわち記憶に潜り込むという能力にし、それを主人公に奪われてしまうということにした。
そして、対魔忍アサギ1~3、対魔忍ムラサキなどから、さくらと紫が一緒に犯されているような、つまり二人にとって忘れてしまいたいが、忘れることのできない、しかしある意味、対魔忍である二人だけの友情の証である陵辱記憶を無理やり回想させられつつ犯され、最後はその記憶記憶もろとも紫のことを全部忘れさせられてしまうという展開を展開を考えた。
しかし、実のところ書いたのは対魔忍アサギ3だけなので、さてそんなシーンはどこにあったろうかと、前のシナリオを全部読み直して、効果的な場面やセリフを選ぶのに苦労した。
そうして書いたエロシーンでは、絶頂するたびに紫のことを少しずつ忘れさせてやると脅して、「イキたくないよ、ムッちゃんのこと忘れたくないよ」と、絶叫するさくらが本当に可哀想で気に入っている。
上のさくらとペアになるキャラ。これもエロシーン二つだ。
デザイン的に紫の肌に三ツ目をやりたかったために、不死覚醒を暴走させられて心のない怪物になってしまったという設定を思いついた。
いつも馬鹿をやっているさくらが本気になるくらいだから、それくらい大変な事になっている方がちょうどいい。
紫はゲームでもアサギの使用済みタオルを手に入れようとしたりと、ちょっと危ない愛情を抱いているキャラだ。
そんな紫が人としての心を失ってしまってなお、アサギに助けて欲しいではなく、殺して欲しいという気持ちだけが残っているというのは、実に紫らしくていい。
無自覚に破壊し尽くした廃墟で、ぶつぶつとアサギの名前を呟きながら機械的にオナニーするだけだった紫が、やってきた主人公に無理やり犯され、最初は無反応だったものの、次第にその快感で歪んだ自我に目覚めていき、最後は「お前が私を殺してくれ」とイキながら懇願するのもいい。
カガミ氏によるビジュアルもグロテスクで大満足だった。
このさくらと紫のペアは後に、【シャドウキル】井河 さくら、【闇の奔流】八津 紫という形に発展して再登場している。それらは担当していないが。
チュートリアルでもらえる三人だが、書いたのは少し後になってからだ。
シチュエーションは違っているが、どれも主人公に卑怯な手段で捕まって陵辱されるという、本作を象徴するような展開になっている。
まだ制作に関わったばかりの頃で、三人ともチュートリアルで即堕ちして、後の展開との整合性は大丈夫なのかとかと少し気にしていた。
盲目のキャラに、視姦されている自分の裸、処女を奪われる瞬間の膣口から見たチンポのアップ、挿入されてからの膣内のヌチョヌチョ映像など、見たくない光景を無理やり見せて犯すという展開だ。
キャラに「見えない」みたいな強い設定があるとエロシーンが作りやすい。
このキャラに限らず、最初の頃は「相手の特殊能力を奪う」という主人公の能力から、元は自分の能力で逆にエロい目に合うという展開をよく考えていた。
「ビースト」という野獣の本能を発揮できるキャラが、その能力を奪われ、野獣らしく発情期にさせられるという、これも能力逆用のエロシーン。
本来であれば、発情に伴って獣耳や尻尾を生やし、より雌犬らしくしてやりたかったのだが、この頃はまだ差分の枚数も変化も控えめにしていた。
小生意気なロリ魔族を陵辱して反省させるというよくあるエロシーン、
ただ、まず拘束した状態で街中に放置して、浮浪者に穴という穴を輪姦させたあと、最後に主人公がやってきてトドメをさすという展開になっている。主人公以外が犯すのはアリーナではちょっと珍しい。
ところで、カード名ではただクリシュナという名前だが、改めてシナリオを見るとクリシュナ・リイラ・クリシュナという富野キャラみたいな本名だった。アドリブで書いたようだ。
このクリシュナ、それから先に述べた須城幸、リック・ミリアードは執筆時に或十せねか氏によるキャラデザが上がっており、どんなエロシーンにするかイメージが膨らませやすかった。
「対魔忍ユキカゼ 」「対魔忍ユキカゼ2」に出てくる秋山凜子を尊敬する逸刀流剣士である。
その繋がりだけで色々と膨らませ甲斐があったのだが、アリーナでの属性が対魔忍なのに、スキルが米連の攻撃力アップというズレのため、全く使いどころがなくなってしまった可哀想なキャラだ。
もっとも、執筆時には能力の名前と設定くらいは決まっているが、それが具体的にどんな性能になるかは分かっていないからしょうがない。
エロシーンは、道場の壁に張り付けられてレイプされるという、逸刀流剣士に相応しいものにしている。チンポでなく奪われた愛刀で処女喪失するのがポイント。ただ刃はグロいのとNGが出そうだったので、柄から入れるようにしてあげている。
犯られるキャラにとってはなんの慰めにもならないが。
血を自在に操る齢数百才の高慢ちきな魔族という、どこにでもいそうなキャラだ。
かつてネルの「宵待姫~大正淫猥吸血姫譚~」を書いた頃から好きなタイプである。
キャラ設定はすでにあってエロシーンを考えるところから始めた。
血を操る能力を主人公に奪われて、さてどうしようかと考えたところで、自分を傷つけて快感を得る危ない趣味と設定にあったので、ピストン運動のたびに処女膜を再生させて、何度も何度も処女喪失という展開にしてみた。
「対魔忍アサギ~決戦アリーナ~ Wiki」のデータによると、彼女はナディアを慕っていて、消息を経った彼女を探すためにナディアが人間界に現れたそうだ。
ナディアは担当してないから知らなかった。作画のさくらんぼ氏つながりだろう。そういうのは嬉しい。
忍法"七斬り"という、空気中の水分から七つの刃を作り出すという、バトルが映えそうな能力を持つ彼女だが、シーンの頭からいきなり負けていて、もう犯される寸前になっている。
最初の頃は、シナリオの容量がゲームよりも少なめに指定されていて、エロ絵以外の導入を入れる余裕がなかったため、そういう即エロ展開が多かった。
エロシーン自体は主人公に犯されながら、それを知らない仲間と無線で会話をさせられ、感じているのを必死に誤魔化そうとして失敗、最後はアヘってしまうというオーソドックスなものになっている。
今考えてみると、水を操るという能力を主人公に奪われ、膣内で愛液や精液を直に動かされて感じてしまうといったネタをやれたように思う。惜しいことをした。
なお、忍法"七斬り"の華麗な姿は、後に登場した【七斬】レイナ・七霧で見ることができる。髪の毛や水の刃がふわっと広がってとても綺麗だ。残念ながら担当はしていない。
このキャラも主人公に自分の能力を奪われて―――のパターンなのだが、「逆・肉体変化の術」という他人しか変化させられないキャラがその能力を奪われて、コンプレックスであった貧乳を爆乳にしてもらい、パイズリからニプルファックで堕ちてしまうという、どう考えてもエロシーン先行の能力設定がおかしい。
その能力で、巨乳のクラスメートを貧乳にして憂さ晴らししている間抜けさも好みだ。
子供のころから魔法少女物に憧れていて、ウィッチズスキンとかいう謎物質によって無理やり変身するハイテク魔法少女、自称ケミカルアヤカ。
そのネーミングセンスもどうなんだって感じだが、「スターケミカルパワー、メイクアーーーップ!!」から始まって、どっかで聞いたような台詞を喋りまくる、書いていてとても楽しいキャラだった。
後に【機械兵装】日向 綾香として再登場する。これまたそっちの担当はできなかったが。
対魔忍シリーズのゲームに出てきたキャラと関連付けて、なにか新しいキャラが作れないか全てのシナリオを読み返していたところ、「対魔忍アサギ2」のメイン敵として出てくる沙耶に惹かれた。
朧のクローンに作られたもろに化物デザインの女の子で、残虐なモンスターだが実は可哀想な過去があって、最後にはアサギに倒されて消滅してしまうという、実に趣味に合う設定だった。
ゲームでは純粋に敵でエロシーンもなかったので、アリーナで復活させてやろうと、残っていた沙耶の細胞を元に米連が新しく作り出した人工魔族という設定をでっちあげた。
実は沙耶が生きていたということにしなかったのは、蜘蛛のような巨大モンスターボディに蒼い肌の人型がくっついているという、あまりエロ映えするデザインではなかったからである。それとアサギ2の沙耶のセリフを真似て書くのが面倒くさかったから。
そうした考えた沙耶NEOは、元の沙耶より少し年齢を上げたセクシーボディで、猫目でツインテールのツンデレ美少女系にしてもらった。
モンスター要素は元の沙耶と同じ触手を背中からのみ生やすということにした。このモチーフはスパイダーマンに出てくるドクター・オクトパスだ。
そんな設定を出したら、いいキャラだと思ってもらえたのか、元はエロ絵1枚だったのが2枚に増え、カードのランクが格上げとなった。
エロシーンは、1枚目が触手のコントロールを主人公に奪われ、処女を犯されながら自分の触手でさらに責められる展開、2枚目はその触手も出せなくさせられて、人間のような弱い身体で改めて犯されて、その新鮮な快感でついに「お兄ちゃんになって」とおねだりするという展開だ。
人間は化物より弱いが、セックスはずっと気持ちいいというアイデアは結構気に入っている。
カガミ氏が仕上げたデザインもさすがの可愛らしさで、人殺しが好き、エッチも好きという性格も含め、アリーナで担当したキャラで一番気に入っている。
後に、【夏祭り暴走中】沙耶NEOとして再登場し、元の沙耶と同じデザインの【量産型再び】沙耶も結局は出てきて、嬉しいことにその二つも担当することができた。
最後に、それらとは別にもう一つ沙耶NEOをすでに書いているので、そのうちどこかで出てくるだろう。楽しみにしている。
「対魔忍アサギ3」に出てきた「仮面の対魔忍」こと、本物の甲河朧その人である。
ゲーム内ではエドウィン・ブラックに殺されてしまったのだが、エロシーンもなかったので実は生きていたということにして登場してもらった。
前述のとおり、対魔忍アサギ3はシナリオを担当していたので、把握している性格通りに書けばいいので簡単だ。
あれから一人で孤独に戦い続けていたということにして、トレードマークの仮面にはヒビが入り、スーツやマントもボロボロになっているというデザインをお願いした。
そのあたりのボロボロ感は、「真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日」のブラックゲッター、「仮面ライダー THE NEXT」の仮面ライダー1号、「機動戦士ガンダム00」のガンダムエクシアリペアなんかをモチーフにしている。
彼らのように、ちゃんとしたメンテナンスを受けずに、ギリギリの所で戦っているキャラというのは魅力的だ。
そんな仮面の対魔忍のため、エロシーンはあらかじめ感度3000倍の新鮮な雌豚ボディ、しかも処女、そして遺伝子レベルで主人公のチンポへの忠誠心を刻み込んだものを用意しておいて、そこに空蝉の術で魂を移動させるように仕向けるという展開にしてみた。
そんなボディをどうやって準備したんだか。えらい迂遠な計画だ。
ただ、主人公は相手の能力を奪うというチート気味の能力を持ってはいるものの、純粋な実力ではアサギ、さくら、紫、ゆきかぜあたりのメインキャラには及ばないと考えていたので、そうやって姑息な罠ではめて、チンポでもはめる展開が多くなっていた。
dlsoft.dmm.co.jp
当時、モンスター娘ものが流行っていたので、それに便乗して作成したキャラである。
ただ一捻りして、人魚デザインの水中用サイボーグ、所属も米連にして、同じくサイボーグで「対魔忍アサギ3」に出てきた甲河 アスカとのデザイン上の共通点が見えるようにしてもらった。
それから、コードネームをライン川に身を投げた伝説の精霊ローレライからもらい、ならきっと可哀想な過去があるだろうと、趣味丸出しでまたこんな*2設定を考えた。
例によってエロシーンにはろくに反映されてないが、やはり色々と過去があった方がセリフが出てきやすいのでしょうがない。
このキャラも作ったのはサービス開始前だが、登場したのはだいぶ後になってからだったので、ボツになったのではないかと思っていた。
以上、このあたりまでがサービス開始前に担当したキャラとなる。
この頃は、自分でキャラを考えるところからやれたが、サービスが開始すると常にキャラを追加し、イベントを続けないといけないソーシャルの宿命から、それでは間に合わなくなり、もうできているキャラ設定からエロシーンのプロットを考えたり、プロットまでできていて後はシナリオを書くだけといった関わり方にシフトしていった。
それと平行して、アサギ、さくら、紫、ゆきかぜといった馴染みのキャラでエロが2つのもの、つまりガチャの目玉やイベントの報酬といった、デカいキャラを担当することも増えていった。
それらの話についてはまた次回。
*1:幼い頃は幸せな家庭であったが、オリガ15才、妹のミーシャ10才ときに父親が事業に失敗して、不幸のどん底へ。父親は酒浸り、そんな父親に嫌気が差した母親は娘二人を捨てていなくなる。オリガはバレリーナになる夢を捨てて働かなければならなくなり、さらにミーシャが重い病にかかるという不幸も襲う。ミーシャの薬代で暮らしはさらに悪化。父親が酔った勢いでミーシャに暴力を振るい、オリガはミーシャを護ろうとして能力に目覚める。父親の身体に手を突っ込んで両手で心臓を止めたのが生まれて初めての殺し。それ以来、闇の世界に足を踏み入れた。数々の政治家や権力者を暗殺してきたが、一時心を許した恋人の裏切りにあって、米連の手に落ちる。懲役777年の刑を受け、病身の妹ミーシャを人質にとられて、懲役減刑のために働かされている。かつての恋人を殺し、ミーシャ以外の誰にも心を開かない。銃でもナイフでも武器はなんでも使えるが、好きな殺し方は父親を殺したのと同じ、直に心臓を掴んで止めてやること。
*2:元米連の水中工作員。ある任務で己のミスによって、恋人であった上官を死に至らしめ、自身も両手両足を失い、サイボーグ手術によって生きながらえた。恋人を殺してしまった海で自分も死ぬために、死に場所を探し続けている。任務に関しては冷徹そのもので、船人を水に誘い入れて殺すローレライの伝説そのままに、敵の水中用サイボーグ、戦艦や潜水艦に至るまで容赦なく破滅に導いている。もう誰も巻き添えにしたくないことと、事実上、水中で付いてこれるものがいないので、単独任務がほとんど。同時期に開発されたアスカは数少ない友人。アスカから見れば大人の女性の見本。空気を読まないアスカに恋愛相談などされている。開けっぴろげなアスカに戸惑いつつも、ずいぶんと心休められている。日本びいきで茶道と華道の心得がある。