2009-01-01から1年間の記事一覧

フィクションにおける処女の話

最近、Twitterでフィクションに出てくる処女について話す機会があった。 その場のノリでつらつらと喋っていたら、今まで作ってきた作品の根底に流れるテーマのような話になったので、ここにまとめておく。 なお、Twitterのログをまとめるのには、「発言ステ…

「夜の来訪者」観劇 〜台詞と、台詞の間について〜

今年初めて芝居を見てきた。 シス・カンパニー公演の「夜の来訪者」 主演は段田安則で、本作では初の演出もやっていた。 他に岡本健一、坂井真紀、八嶋智人、高橋克実、梅沢昌代、渡辺えり、が出演。 原作は、英国の劇作家、J・B・プリーストリーが、194…

「ある種の男女関係に関する言葉」について考えてみた

「母娘丼」の対義語ってなんだろう-「情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明」より まずは、「穴兄弟」 複数の男が一人の女とやっちゃうこと。 もちろん、3Pとかそういう話じゃない。 この手の用語のバイブル『性語辞典』で、「穴兄弟…

バクマン 1巻 感想 「現実とフィクションが交差する現代版まんが道」

最近、ジャンプは雑誌の方はまったくフォローしていないが、気になったので購入する。 デスノートの、大場つぐみ(原作)×小畑健(漫画)による新作だけあって、さすがに面白い。 デスノート同様、ハイテンポのストーリーもさることながら、このバクマンとい…

絶対可憐チルドレン 15巻感想

最近の少年コミックで、唯一買い続けているシリーズ。 数話単位で完結する話の繰り返しで、大きなストーリーを続けていくのは、「GS美神 極楽大作戦!!」のころからの椎名高志のスタイルで、延々バトルが続いていくジャンプスタイルよりも趣味に合っている。 …