新ロードス島戦記6 終末の邪教(下) 読了

本屋でふと見つけて購入。
ロードス島戦記ロードス島伝説、新ロードス島戦記と続いた、ロードス島シリーズもついに完結か。
長かったな。第一巻の初版は昭和63年……は1988年か。18年前、高校生だよ。


小説より前にD&Dダンジョンズ&ドラゴンズ)のリプレイがあった。
コンプティークで連載していたもの。そっちが最初のロードスだ。
もっとも、当時はロードスよりも、「ちょっとエッチな福袋」という、袋とじになったエロゲーの特集記事の方が目当てだったのだけど。
リプレイの第一部、第二部は、D&Dをベースにしていたせいで、版権の問題だろう、出版化はされていない。おかげで、雑誌をスクラップしたのをいまだに持っている。
ちなみに、リプレイではディードリットを男がやっていた。
TPRG(テーブルトークRPG)なんて遊びを知ったのもそれがきっかけだ。放課後、男ばっかり図書室に集まって20面ダイスとか振ったよ。
その流れで、OVAも当然買った。
ゼウスでお世話になった竹井正樹氏がまだアニメーターをやっていて、原画として参加している。
まさか、将来一緒に仕事をすることになろうとは、しかもそれが「ちょっとエッチな福袋」の延長線上とはお釈迦様でもご存じあるまい。


新ロードス最終巻の方は、長年続けてきた蓄積というべきだろう、全て収まるところに収まったという感じで満足できた。
今のファンタジー物の仕事が終わったら、最初から全部読み返してみようか。