学園凌辱物、プロット&字コンテ作成中

学園凌辱物はキャラデザが無事終了し、キャラ立ち絵、そしてイベント原画の作画が始まった。
いよいよ、制作も佳境に入ってきた感じである。
シナリオライターとしての本番、シナリオ執筆はもうちょい先。
今は、シナリオの元となるプロット、イベント原画の発注資料である字コンテをひたすら作っている。


プロット&字コンテは、要するに前戯だ。
前戯は大切。個人的には前戯で2、3回イッてもらった方が後が楽な気がする。
ま、それはともかく、これらをしっかりやっておかないと、いざシナリオに入ってから、キャラの心情や行動など疑問点が後から後から浮かんできて、大変なことになる。自分で考えた話なのにな。


プロット&字コンテは時間をかけたい。
ただ、時間をかけすぎてもいけない。これも前戯と同じだ。
というのも、実際にシナリオを書いてる途中で、プロットの内容よりも自然な、あるいは盛り上がる展開を思いつくことがよくあるから。
巷でよく言うところの、「キャラが勝手に動き出す」という奴で、書きながらリアルタイムで新しい考えが浮かんでくる。これぞ執筆の醍醐味とでも言おうか。


このキャラのこの性格、この状況だったら、このプロットのように動かないだろう。これはねえよ。
ライターによって違いはあるが、個人的にはその感じたとおりに展開を変えてしまった方がいい気がしている。
キャラの心情に合点がいかないまま、無理矢理プロット通りに話を進めると、どうしても変なことになりがちだ。


もちろん、元のプロットに基づいて既にイベント原画は発注してあるので、それと矛盾が出ないようにしないといけない*1
そのあたりの、「今ある素材をどう上手く使って自分の思惑通りにするか」という、ある種パズルめいた執筆作業は、シナリオと原画を並行してやっているエロゲならではの出来事だが*2、それはそれで結構楽しんでいる。


あ、そうそう、ヘルプでシナリオをやる場合、キャラ一人分とかエロシーンのみとかを書くときは、また別の話になる。
書いているのは全体の一部。
そこだけ見て不自然に思えても、担当以外の所で、どんな重要なことが起きているとも限らない。
これはもう、プロット通りにやる。そうしないとメインライターが困ってしまう。


完成品で全体を通して見た時に、やっぱり不自然に思えるなら、プロットがおかしかったか、おかしいと思ったその感性がおかしかったのだろう。
どっちでも構わないが、「結局は売り上げ」と思っておくと、まあ楽かもしれない。


【関連項目】
「ああっっっっっ!」がダメだった今回
ヘルプのエロシーン中心の日々、あと形にすること
学園とSFとファンタジー、全部凌辱

*1:まだ描いてなければ新規発注もできるが、上がっていたら、頼めるのは表情チェンジくらいか

*2:超大作は違う。シナリオが先。すげえや