対魔忍RPG 担当キャラ制作雑感 【最強の対魔忍】井河アサギ 他3人の年上
つらつらと気の赴くままに書いている制作雑感。
今回も「対魔忍RPG」についてだ。
二つ目のイベント「期末テストと最強の対魔忍」が終わった。
現在はイベント「幻影の魔女」が進行中である。
「最強の対魔忍」とくれば、もちろんアサギのことだ。
叩いてくださいと言わんばかりの尻が印象的な、この【最強の対魔忍】井河アサギがイベントのボスとなり、そのまま報酬ともなった。
決戦アリーナではランキングで上位に入らないと手に入らない報酬も、対魔忍RPGではこの尻を根気よく叩き続ければ、大抵は手に入るという優しい仕様で、私も無事ゲットすることができた。
今回、イベントシナリオは担当していないのだが、このアサギのシナリオは書いているので、また色々と思い返してみる。
一人だけだとちょっと寂しいので、すでに登場している担当キャラについても何人か紹介してみたい。
ゲーム「対魔忍アサギ3」での浩介とのイチャイチャエロ、決戦アリーナでの「【渚の最強対魔忍】井河 アサギ」でのお館様とのイチャイチャエロに続いて、対魔忍RPGではふうま君とのイチャイチャエロを書くことになった。
例によって、男女の関係性もエロに至る流れも異なっているわけだが、それぞれを比較してみると―――
対魔忍アサギ3
浩介はアサギの死んだ婚約者の弟で、今は家族。敵であるフェルストに操られてアサギを求め、アサギもそれに応じてしまう。
決戦アリーナ
お館様はアサギの敵。対魔忍学校に教師として忍び込み、周囲には秘密の恋人同士という催眠をアサギにかけて、海岸で露出プレイにはげむ。
対魔忍RPG
ふうま君は普通に教師と生徒の関係。隊長としてアサギに男を見せるため、一服盛って眠らせ、縛り上げた上で襲ってくる。
一番ろくでもない理由だ。単なるレイプである。
にもかかわらず、アサギはあっさり堕ちてしまう。
最初は目を覚ましてすぐ、ふうま君の仕業と見抜いたり、「こういう馬鹿なことをする生徒は君が初めてじゃないから」などと、対魔忍の校長らしくしていたくせに、いざふうま君が本気で自分に恋しているらしいと分かると、もう嬉しくなって身も心もトロトロに蕩けてしまう。
実にアサギだ。
最初の恋人、沢木恭介と悲しい別れをしているせいもあるだろうが、敵にしょっちゅう酷い目にあわされてから逆転したり、普段から感度3000倍をなぜか精神力だけで耐えていたりと、無理をし続けているのが良くない。
「私は最強の対魔忍なんだから、もう恋なんてしないなんて言わないわ、絶対」と、強がっているふしがある。
そうやって色々と我慢しているものだから、本気で迫られるとコロッといってしまう。
特に年下に弱いようだ。
今回も自分の生徒で、一回りくらい年が違うふうま君相手に、恥ずかしいくらい甘えている。
ふうま君との年齢差でいえばアサギ3の浩介と同じくらいだが、あちらは家族なので年上と年下というよりは、近親相姦的なタブー感が強かった。
今回はストレートに年齢差を強調するため、「オバサン」という言葉をかなり意識して使った。
アサギ自身にも何度も言わせている。
アサギ3や決戦アリーナではやらなかったことだ。
「あなたみたいな子と……こんなことしてるってだけで……オバサンは恥ずかしいんだから……ね?」
「いやあん、ばかぁ、オバサンに……そんなこと言わないで……からかわないで……怒るわよ……こんなみっともない顔、見ないで」
「ホントに? ホントに私なんかが好きなの? こんなオバサンのことホントに?」
このへんの台詞回しは、いかにもオバサンっぽくて気に入っている。
「誰だお前は!?」レベルだが、あのアサギがここまで来たかと感慨深い。
もちろん、ずっと年上という引け目があるからで、わざとオバサンと口にすることで、ふうま君にそれを否定してもらいたいのだ。
そして、ちゃんとふうま君に「オバサンは禁止」と言ってもらって
「分かったわ……ああんっ、すごく分かった……嬉しいっ……君みたいな子が……私に、ホントに……嬉しい……ああん嬉しぃい!」
さっきまでの不安そうな顔から、アサギは初めて恋を知った少女のような顔になって、身体をヒクンヒクンとくねらせた。
今まで沢山の男に嬲られてきた蜜壷も俺の本気を感じて、心底嬉しそうにキュンキュンと脈打ち始める。
と、えらい勢いで喜んでいる。
やたらと「私はあなたの恋人」と確認したり、「もうギリギリだから子供が欲しい」といきなり妊娠を望んだりするのも、同じ理由だ。
この恋がまた失われるのではないかと不安なのだろう。
このへんに「最強の対魔忍」として生きるしかなかった女の悲哀が感じられる。
―――って、即堕ち2コマで何を言っているんだろうな。
書いておいてなんだが、やはりコロッといきすぎだ。
もうちょっと頑張れ。
さて、次に紹介するのは、ふうま君に同じようなことをされても平気だったアサギの妹だ。
ふうま君がさくら先生に一服盛って、寝ている間にオマンコと口の両方を犯すというシーンだ。
やってることが変わらない。しょうがない男だ。
寝ている間に悪戯というのはたまにあるエロシーンで、「鋼鉄の魔女アンネローゼ」でも担当している。
ちょうどそのシーンを公式サイトのサンプルで見ることができるが、正直言ってあまり得意ではない。
なんといっても、女のセリフが書きにくい。
寝ているのだから、当然起きている時のようには喋らない。
基本は寝息、感じてきたら喘ぎ声、あとはたまに寝言を入れるくらいで、セリフに変化がつかなくて困る。
例えば、寝ている間に挿入されてからのさくらのセリフだけを繋げるとこうだ。
「ンッッ……」
「ンンッ……ンッ……ぅ……んっ……」
「ンンッ……んん……んぅう……」
メッセージウインドウに表示される見た目からしてたいして変わらない。
こうなると、声優さんにお任せになってしまう。
さすがにそれだと色々厳しいので、
『私に悪戯したくなっちゃったか。分かる分かる。先生は魅力的だし、ふうま君は若いし、でもこんなことしたら駄目だゾ。めっ!』
などど、もしさくらが起きていたらこんなことを言いそうだと、ふうま君が想像したセリフを間に挟んだりと小細工をしている。
実際、さくらは途中で起きていて、以降は寝たふりをしているわけだが。
シーン展開でいうと、CG差分の2枚目、ふうま君がオッパイを露出させて、それを強く揉み潰した瞬間、目を覚ましている。
以降、いきなり大きくなってくる喘ぎ声や、それに混じっての妙ちくりんな寝言、フィニッシュのために口に入れ直してからのフェラ、ゴックン、お掃除まで全部さくらのお芝居だ。
気づかないふうま君もどうかしている。
それが明かされるのは、賢者モードのふうま君が逃げ出した後なのだが、このさくらのモノローグが書いていて一番楽しかった。
(いつ目を開けて『こらーなにしてる!』ってビックリさせようかと思ってたんだけど、結局最後まで寝たふりしちゃった)
(だって、頭なでなでしながら『可愛い』とか反則だよ。年上はそういうの弱いんだから、もう)
(あんなに優しくセックスされたら起きるに起きれないじゃん)
ちっとも優しくないので、このさくらも対魔忍感覚に染まりすぎというか、ちょっとおかしいのだが、それはともかく「年上はそういうの弱いんだから」などと思いつつ、実はたいして効いておらず、馬鹿な生徒に久しぶりに悪戯されて、それを先生として観察しつつ、自分でも楽しんでいただけのあたりが、似たようなことをされて即堕ちしてしまったアサギとの違いだろう。
自分はアサギの妹で、「最強」でなくてもいいという気楽さ、そこからくる柔軟さがさくらにはある。
感度3000倍にも根性で耐えたりせず、薬を使って抑えているのもいい例だ。
普通はそうする。
私個人としては、さくらが普段おちゃらけた態度をとっているのも半ば演技のように考えている。
本人が意識してやっているかどうかはともかく、対魔忍として色々とつらいことに向き合うための「柔らかい心の防御膜」といったところだ。
ちなみにアサギは「硬くした心の鎧」。なので実は脆い。
さくらは姉のアサギや、親友である紫に対しても同じように馬鹿をやっている。
だから本当に心を許した相手、対魔忍ではなく、最強の妹でもなく、ただのさくらとして接することができる相手にだけは、年相応の自然な態度を見せてくれる気がする。
「にゃはははは」などと笑ったりしなくなり、声のトーンもちょっと落ちて、「ねえ聞いてよ、今日学校でさ」と、アサギや生徒の愚痴なんかを言って、男が分かったつもりで「ああしたらこうしたら」としなくてもいい助言をし、「私はただ愚痴を聞いてもらいたかったの」とヘソを曲げたりする。で、その晩は「あなたと感度1倍でするのが一番気持ちいんだ」などと甘えながら普通にセックス。
かなり可愛いと思うが、このコンテンツは対魔忍なので書く機会はあるまい。
ランクRだが、このイベントではボスのアサギに対する優秀なアタッカーとして注目を浴びた。
ハイレグのやたらエロい姿、サイボーグの足で敵を蹴りまくる、いかしたお姉さんだ。
また年上。時子よりも年が離れている。
決戦アリーナの時は、お館様の父親であり宿敵でもある”ふうま弾正"の秘書で、沈着冷静にして冷酷、お館様に対しても「弾正様のために貴様を殺す」といった感じのえらいキツいキャラだったのだが、
対魔忍RPGでは、対魔忍を裏切った弾正には最初から従わず、残されたふうま君の世話をずっとしてきたという、まるきり逆の設定だ。
対魔忍としてのクールな性格はそのままだが、ふうま君に対してだけはやたらと甘く、なにかと厳しい時子には内緒で、「しょうがないですね、若様は」などと言いつつ、こっそりおやつを作ってあげたりしている。
もう完全に別人だ。
そんなわけで、執筆時に決戦アリーナのサンプルシナリオが三つほどあったが、あまり参考にせず、口調から何からどんどん新しく書いていった。
これだけ過去が違うと、下手に真似したらおかしなことになってしまう。
なんとなくだがイメージはNHKの大河ドラマ「独眼竜政宗」で、竹下景子が演じていた正宗の乳母、喜多。我ながら古い。
そんな二人のエロシーンは、喜多と同じく「若様に仕えている私」という災禍のキャラを強調させている。
例えば、子供の頃からずっと世話してきたふうま君にいきなり求められると、
「い、いけません、若様、ふうまの当主たるべきお方が、私のような女にっ、それはいけませんっ」
「あんっ……んっダメ……若様……いけません……私とこんな……許されません……あんっんっ……若様ぁ……」
などと、自分が嫌だからではなく、身分が違うからと止めようとし、
やめないふうま君に媚薬を使われてイキそうになると、
「若様の前でっ、絶頂するなどっ、秘書としてっ、決して、決してっ、許されませんっ! いけませんっ!」
「んっんんーーっ、若様っ、お願いしますっ、やめてくださいっ、イカせないでくださいっ、お許しをっ、お許しを、若様ああっ!」
若様の前で絶頂するという恥をさらしたくない一心で最後の懇願をする。
それも叶わず、恥ずかしい姿を見られてしまい、ふうま君が自分で勃起していると分かると、しっかり覚悟を決めて、
「この災禍に……若様のお情けを頂けますか?」
「若様、お願いします……若様のその逞しいオチンチンを……災禍の女陰(ほと)で感じさせてくださいませ……」
あくまでも若様に仕える者としておねだりする。
そして、ふうま君に挿入されてからは、
「この日のっ、ああん! この日の為にっ! ずっと膣内<なか>を、鍛えてきましたあっ!」
「万が一っ、若様がっ、わたっ、わたくしを、お求めになったときのためにっ、そのためにっっっ!!」
「でもっ、でもっっ、夢でしたっっ、こんな風に、若様に女として求められるのがっ、ずっと私の夢でございましたぁああっっ!!」
と、実は若様のためにちゃんと準備をしていて、いつか求められることを夢見ていたということが明かされる。
まあ、よくあるパターンで、よくあるセリフ回しだが、決戦アリーナの時とは違った災禍の魅力が出せたと思う。
作画のZOL氏が、そんな災禍のイメージにぴったりの絵をツイートしてくれている。
素晴らしい。
所帯じみた災禍さん
— ZOL (@NaniwaComteg) 2018年10月25日
義足は用途別に数種類あると妄想 pic.twitter.com/D87cYyjGvz
決戦アリーナからのエロCG流用キャラだ。
そちらでは、すべてエロ1枚ながら4回も登場していて、最初は「四條 如月」という名前だけのキャラから始まり、以降はその前につく異名が、【金剛】、【閃光金剛】、【対魔娼婦】と変化していっている。
対魔娼婦……初めて見る言葉だ。
「魔に対する忍」で対魔忍という理屈からいくと、「魔に対する娼婦」ということになるのだろうか。
奴隷娼婦よりも大変そうだ。
それはともかく、決戦アリーナでは一度も担当していないので、私にとっては初めてのキャラとなった。
当時、参考資料としてあったのは、ただの「四條 如月」と「【金剛】四條 如月 」の二つだけだったが、
一つ目は、魔族から助けてもらった男(お館様)が対魔忍の敵であるとは知らぬまま、お礼として自ら処女を捧げる展開。
二つ目は後にお館様の正体に気づいて、屈辱を晴らすために戦って敗れ、今度はアナル処女を奪われてしまう展開。
と、ちゃんと続き物になっている。
それぞれのカードの話が独立していることが多い決戦アリーナでは珍しい。
ともあれ、如月は良くも悪くも筋を通そうとする生真面目な、あるいは面倒くさいキャラなわけだが、参考にできるのはその基本的な性格くらいで、やはりふうま君との関係性もエロの導入も異なっている。
こちらでは、如月は新任隊長となったふうま君の年上のお目付役で、二人だけの任務中ずっと憧れていたとふうま君が迫ってくるという展開だ。
以前にも書いたが、CG流用のときはそれくらいシチュエーションが違っていた方が、前のシナリオに引っ張られなくてやりやすい。
なので、戦いの後でつい欲望に火が付いてしまった(と如月は思っている)ふうま君をお目付役として懸命にいさめようとする展開にしている。
「如月さん、処女じゃなかったんですね」
「そうよ……処女じゃないわ……幻滅した? だったら……もう……抜いてちょうだい……君のしたことは……忘れるから」
「幻滅なんてそんな。でも、彼氏とかいたんですか?」
「私は……女の対魔忍よ……」
如月さんはそれだけ言うと、後はもう言わなくても分かるだろうと言いたげに寂しげに笑った。
このへんのやりとりは、一つ二つ年上の上級生などでは出せない、大人の女対魔忍の哀しさが出させた思う。
しかし、こんなことを言ったのが運の尽き、ふうま君が「俺が如月さんの男になります!」といつものように燃え上がり、オマンコから初アナルへと攻め立てられて、その若さと激しさに如月も陥落してしまう。
このアナル処女喪失は、流用元の「【金剛】四條 如月 」でもやっているが、そちらに比べて如月のアナルへの嫌悪感をかなり強くさせている。
例えば挿入前は、
「お尻はそういうことする場所じゃないわ」
「アナルセックスなんてするのはオークみたいな変態だけよ!」
「やめなさいっっ! そんなことしたら本当に許さないわよっっ!! 君のこと殺すかもしれないわよっ!!」
こんな風に、お目付役の立場を思わず忘れて「殺す」とまで言い、
挿入されてしまってからも、
「ひあっ……ああっ、いけない……わ……この感じっ……だめよぅ……これは……ぅう、感じちゃいけない刺激……」
「お、お尻にっ……男の人のものを……い、入れるなんて……間違ってるわっ……あ、ああっ……抜いてえ……」
「いやぁあ……見ないでっ……こんな……みっともない顔してるの……見ないで……お願い……だめぇ……」
と、アナルセックスをしている自分、それで感じてしまっている自分をたっぷり恥じさせている。
アナルセックスの描写としては普通に思えるかもしれないが、なにしろ流用元の「【金剛】四條 如月 」のアナル堕ちが恐ろしく早い。
心の声たった3フレーズで、
(牝穴♪ お尻の穴も立派な牝穴……♪)
と納得したり、その時の内面の口調も微妙に違ったりと、かなり面白いことになっているので、決戦アリーナでそのカードを持っている人は二つのアナル処女喪失を比較してみると、より楽しめると思う。
以上、ふうま君より年上のキャラ4人を紹介してみた。
さくらを除いて、ふうま君が積極的に攻め立て、相手を翻弄している。
逆に、ふうま君が年上に攻められ、振り回されるシーンもいくつか書いているのだが、それは別の機会ということで。
ではまた。