あの娘は絶対犯られてるよなあ

エロゲ屋仲間のMさんから電話。
ちょうど一つ作品が終わったらしく、声が弾んでいる。羨ましい。
仕事のことやら、最近のアニメやゲームやネットのことやら、思いつくままにあれやこれや話す。
なんせお互いフリーで、家に一人じっとこもって仕事してるもんだから、その手のたわいない会話に飢えている。
油断するととんでもない時間(夜が明けてたとか)が経っていることもあるが、どちらもWILLCOMの定額に入っているから問題なし。


今回のお題は、今期に始まったアニメ、天保異聞 妖奇士(てんぽういぶん あやかしあやし)
丁寧に話を作ってるのに、全然すっきりしない所が気に入ってる、とのこと。
いや、まったく同感。
主人公、往壓(ゆきあつ)は39才、親友の女をレイプして、その親友も殺してしまう。あげく、変な力でその親友のコピーを作り出して、自分のしたことを都合良く忘れている。
ろくでもない過去を思い出したのはいいが、「それでも俺は生きていく。それが大人のずるさなんだ」と、不幸の代名詞みたいなロリ少女アトルに向かって、なんだか分からない説教、っていうか開き直り?
全然すっきりしない。だが、それがいい


先日放送された、説七「竜は雲に」の話で、異人のロリ少女アトルの話が一区切りついたのだが、Mさんはアトルが生き残ったことに驚いていた。
アトルは、オープニング曲でセピア色で描かれてるところからして、往壓の努力も虚しくひたすら可哀想なまま死んで、最終回間際までひっぱるトラウマと、妖夷(ようい)と戦う動機付けを作る役割、と予想していという。なるほど。


Mさんと二人、あの時代なら隠居間際のくせに、子持ちからロリまで守備範囲広すぎの往壓を面白がる。
特に、アトルが唐突に吉原に放り込まれることになって、動揺しているあたり。
「いつか客をとることになるんだろ?」とか、処女の心配してるなよ。もっと他に言うことあるだろ。てか、異人でロリで見せ物小屋にいたのなら、心配しなくてももう絶対、客とらされてたから。調教済み、調教済み。
エロゲ屋の発想だよな。
ただ、あのアトルってのはいいキャラなので、もっと可哀想な目にあって欲しいものだ。
脚本が、「鋼の錬金術師」でロゼをレイプ妊娠させた會川昇氏なので、妖夷の子を孕まされて心が壊れていくとかも期待できるかもしれない。